セルフフードベンダー 障害者『就労』支援タイプは、日本人なら誰もが知っている企業の静岡県で約2000名いる工場さまからのリクエストでスタートしました。
こちらの工場さまの意向としては、障害者の方にもやりがいのある仕事だったり、考える仕事を与えてあげたいとの事でした。どうしても作業としては、窓ふきなどの単純作業になりがちですが、障害者の方の中にはもっとやりがいのある仕事をしたいという人もたくさんいるという事で、そのような人にベストな仕事としてセルフフードベンダーを注目して頂きました。
そのセルフフードベンダーを障害者の就労支援タイプとしたのが、この食品自販機サービスです。
障害者雇用率制度
障害者雇用のルールを厚生労働省のHPから引用しますと、
1.障害者雇用率制度
従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。(障害者雇用促進法43条第1項)
民間企業の法定雇用率は2.3%です。従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用しなければなりません。
厚生労働省
法定雇用率2.3%は個々の事業主(企業)ごとに義務づけられているという事で、リクエストを頂いた工場さまも当然ながら法定雇用率以上の障害者の雇用をしておられます。
しかしながら雇用はおこなっているけど、怪我をするような業務には配置できないなど、様々な制約もあるのでしっかりとした仕事を与えられていないとお悩みもありました。
そこで食品自動販売機に納品する業務であれば、商品は軽いですし怪我をするようなところもないということ、更に障害者の方が自分で納品した自販機を多くの人が使って喜んでいる姿は、やりがいにも繋がるとの事でした。
障害者の方の中には、人と接するのが苦手な方もいるといいますが、その点も自販機が相手なので安心だといいます。障害者の方が自販機に納品して、その自販機を他の方が利用するので間接的ですし、その間接的に自分の仕事を見て頂くのは喜びだといいます。
こちらの企業さまは、法定雇用率を義務の範囲で雇用すれば良いというだけの考えではなく、障害者の方にやりがいのある仕事をもっとやって頂きたいという思いのある会社さまでした。
弊社もセルフフードベンダーの対応可能エリアは、関東圏内とさせて頂いておりましたが、障害者の方の就労支援という強い思いに共感させていただき静岡県で対応させて頂きました。
障がい者の抱える課題
厳しい企業への就職
2022年3月時点の障害者数や障害福祉サービスの利用者数の推移が厚生労働省障害福祉課から発表されました。
障害者の総数は、964.7万人で、これは人口の約7.6%に相当し、内訳は身体障害者436.0万人、知的障害者109.4万人、精神障害者419.3万人との事です。
この中で企業に就労している障がい者数は約60万人弱といいますので、就職出来ている人の数は相当厳しいようです。更に約60万人のうち身体障がい者は約36万人弱で約60%を占め、精神障がい者や知的障がい者の就労数はかなり少ないといいます。
全体でも企業に就職できている人の数は厳しいですが、更に精神障がい者、知的障がい者の方の企業への就職は厳しい現実となっております。
金銭的な困窮
平成30年度厚生労働省『障害者白書』を参照しますと、障がい者の貧困率は56%で健常者の貧困率は16%とのことで金銭的にも困窮しているのが実情のようです。

導入された企業さまは、障害者の方がやりがいや生きがいとなるような仕事を導入するという思いをもち、
障害者の方は自分なりにできる仕事を頑張り、
その障害者の方が頑張って入れてくれた自販機の商品を一般社員の方は便利に使って頂く、
そんな循環型の仕組み作りをしたいという思いのある企業さまです。
そんな循環する仕組みの中で、弊社も協力させて頂き、自販機は弊社でご準備し商品も毎回変わるように入れ替えてセットしてお届けします。
商品を毎回違うものを集め揃えるもの大変だと思いますが、その商品をセットしてお届けしますので、障害者の方は商品を入れるだけでよい状態で届きます。
障害者の方がしっかりと働ける仕事を設ける事で、働ける環境作りと、頑張った分だけ賃金アップできる取り組みを、弊社も障害者『就労』支援タイプの食品自販機として確立し協力をさせて頂きます。
理想の発展
食品メーカーの中には障害者の方を積極的に採用されていたり、もしくは売上金の一部を障害者支援団体に寄付をしている企業さまもございます。
まだ通常商品として実現はしておりませんが、障害者『就労』支援タイプでそのようなメーカーさまの商品を販売し、扱い量をアップする事でメーカー様の更なる障害者雇用を生み出せたり、または障害者支援団体への寄付にもなれば、強固な循環型になるのではないかと考え取り組んでおります。
弊社のサービス形態の一つであるミニコにおいては、1か月間の期間限定だったりしますが、障害者の方が頑張って作られた商品を販売協力をさせて頂いております。
商品の内容



扱い商品はロングパン類と和洋菓子類、スナック菓子やチョコレート類、またカップ麺になります。
画像は商品ジャンルのイメージになりますので、実際の商品アイテム数は常時120種類以上になります。毎月10種類くらいは入れ替わりますので、年間では200種類以上になります。
この200種類の中から、毎回違った商品をお届けいたします。
販売価格はカップ麺が170円で、それ以外が一律130円になります。
統一価格ですので、商品を入れればよいだけになっております。
商品のお届け

関東圏が基本的な対応可能エリアになりまして、関東圏は上記のようにセットして宅配便でのお届けとなります。
自販機は18種類セットできる機種になりますので、18種類の10個ずつをワンセットに致します。
弊社の対応可能エリアは東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県(対応エリアマップは下記に記載)になりますので、そのエリア内であれば弊社のルートがお届けいたします。
商品の発注
商品が無くなりそうになりましたら、専用の発注画面からご入力いただきます。発注に関してサポートが必要であれば企業さまにてサポートをお願いします。
発注後、稼働日で7日前後のお届けとなります。
購入方法
購入方法はPAY専用になります。
現金の扱いはありませんので、お金に関するトラブルもございませんので安心です。

ほとんどの主要なPAYはご利用頂けますので、上記はもちろんそれ以外のPAYも多く使用可能です。スマホを持っていればキャリーのPAYは初めから入っていますので、現金の使用はできなくても不便はないと思います。
また、電子マネーは今後もドンドン増える一方ですので、利便性は高いと思います。
対応可能エリア
対応可能エリアは関東圏全域です。
下記のマップの黄色エリアであれば、ルートがお伺いして商品をお届けいたします。黄色以外の関東圏は宅配にてお届けします。




サービス料
月額のサービス料がございます。
詳しくはお問い合わせください。
自販機の仕様

自販機の機種によって若干のサイズ違いはございますが、基本的に自販機の大きさになります。
設置スペースとしては、横幅が900㎜、奥行き800㎜と自販機を開閉するための開閉スペースとして、自販機の前面に900㎜となります。
自動販売機の大きさに、転倒防止版は安全上の基本として取付をおこないます。
お問い合わせ
まずはお気軽にお問い合わせください。
折り返し担当者よりご連絡をさせていただき、リモート、もしくはお伺いさせて頂き詳しい内容をご案内させて頂きます。