ナムコ食品自販機を詳しく知りたい方 お問い合わせ

障害者の方の就労支援として活用されている例

弊社ナムコが地方対応型として展開しているセルフフードベンダーがあります。
このセルフフードベンダーを活用して、障害者の方のやりがいのある仕事にしたいと、静岡県にある工場からのリクエストがありました。

まず、セルフフードベンダーを簡単にご説明します。

セルフフードベンダーは、お客様が商品を納品する食品自販機です。
食品自販機の設置と、自販機にセットする商品は弊社がセッティングして宅配便でお届けします。
その商品をお客様で納品して頂くという仕組みです。

商品は、このような自販機にそのまま入れればよい状態に仕分けして届きます。

障害者の方のお仕事へ変換

ご担当者さまのアイデアで、この自販機への納品作業を障害者の方の仕事にしたいというリクエストです。
ご担当者様は、『障害者の方の中にはもっと人の役にたつ仕事や、やりがいのある仕事をやりたいという人もいるが、そのような仕事を作れていないのが現状』との事。

やりやすい方法で!

実際の運用としましては、

担当者様とご相談をして、販売価格は統一価格としました。
全部同じ販売価格ですので、どこにどの商品をセットしても良いようにしましたので、すごく作業はやりやすいものとなりました。
届いた商品をセットすれば良いだけの状態ですので作業はやりやすく、発注の段階でどの商品をセットしようと考えるのは、やって頂いている方もすごく楽しいと言って頂いております。

やりがいがあると言って頂いております。

自分が作業した自販機を社員の皆さまが利用している姿を見ると、自分のやった仕事の価値が見えてやりがいになると言って頂いております。
ご自分が考えて商品を発注し、自販機の前で数人の人が『あれがイイ、これにしよう』と会話している姿をみると楽しくなると言って頂いております。

ご担当者さまのご意見は

『ケガをしない仕事なので安心』とのご意見がございます。
商品はパンやお菓子などで重くないので落としてケガをする心配がないのも大きいとの事です。
商品は1つの箱に入ってくるので、すごく単純さと作業量のバランスが良いとの意見です。

社員様の感想は

自販機を利用する側の社員にとっては、パンやカップ麺、お菓子などが安く買えるのですごく便利で助かると評価を頂いています。

障害者の抱える課題

厳しい企業への就職

2022年3月時点の障害者数や障害福祉サービスの利用者数の推移が厚生労働省障害福祉課から発表されました。
障害者の総数は、964.7万人で、これは人口の約7.6%に相当し、内訳は身体障害者436.0万人、知的障害者109.4万人、精神障害者419.3万人との事です。
この中で企業に就労している障がい者数は約60万人弱といいますので、就職出来ている人の数は相当厳しいようです。更に約60万人のうち身体障がい者は約36万人弱で約60%を占め、精神障がい者や知的障がい者の就労数はかなり少ないといいます。
全体でも企業に就職できている人の数は厳しいですが、更に精神障がい者、知的障がい者の方の企業への就職は厳しい現実となっております。

金銭的な困窮

平成30年度厚生労働省『障害者白書』を参照しますと、障がい者の貧困率は56%で健常者の貧困率は16%とのことで金銭的にも困窮しているのが実情のようです。

食品自販機を障害者の方のお仕事として活用

『法定雇用率で障害者の方を雇用はしているけど、やりがいのある仕事を与えるまでは難しい』というのが現状のようです。
弊社の食品自販機をうまく『障害者の方のやりがいのあるお仕事』として活用して頂いておりますので、障害者の方の就労支援として、『新たな働き方』をご検討であれば一度ご連絡をください。

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