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障害者『就労』支援に活用 (セルフフードベンダー)

自販機を障害者雇用に活用

障害者『就労』支援は、ナムコが地方対応タイプとして展開しているセルフフードベンダーを、障害者の方のやりがいのある仕事として活用されているものです。
ある企業さまの、『障害者の方のやりがいのある仕事として活用したい!』のリクエストからスタートし、段々と増えております。

セルフフードベンダーとは?

セルフフードベンダーとは、ナムコが展開している食品自販機サービスの一つになります。
ナムコが対応できないエリアにおいて、企業さまに納品して頂く事で、関東圏全域を対応エリアにしたものです。
つまり、自販機に関するすべてはナムコが準備しますが、納品作業は企業さまにおこなって頂く内容です。

障害者雇用への転換

2000人規模のある工場のご担当者の方から、『障害者の方を雇用はしているが、窓ふきなどの単純作業しか与えられていない。障害者の方の中にはもっと人の役にたつ仕事や、やりがいのある仕事をやりたいいう人もいるが出来ていないのが現状で困っている』
『セルフフードベンダーの納品作業を障害者の方の仕事にできないか?』というご連絡を頂きました。
このご連絡がきっかけで、『障害者『就労』支援に自販機を活用する方法が誕生しました。

静岡県でスタート

リクエストを頂いた企業さまは、静岡県に拠点のある工場さまです。
セルフフードベンダーの対応エリアは、関東圏とさせて頂いておりますので、静岡県はそもそもエリア外ではありました。しかしながら『障害者雇用』というテーマは社会の一員として取り組むべきとして静岡県からスタートしました。

広がる障害者『就労』支援

静岡県からスタートした障害者『就労』支援の為の自販機活用でしたが、口コミでじわじわと広がり始めました。
企業の総務担当者さまからは、『障害者の方の採用を担当している人にとってはとても朗報になると思うよ』と言って頂き、サービス内容を確立する事になりました。

仕組み化

自販機の準備、設定等はすべてナムコがご準備しますので、企業さまは、自販機の設置スペースと電源のご準備をして頂きます。

商品の販売価格は、カップ麺が170円とその他は全部130円の統一価格です。
自販機は18種類なので、18種類を一つのパッケージにしてお届けします。1つの種類ごとに10個ずつセットして、18種類×10個の180個が届きますので、そのまま自販機にセットして頂く状態で届きます。

商品ジャンルは、カップ麺、パン類、和洋菓子類、スナック菓子等になります。年間で種類は200種類前後になりますので、毎回少しずつ違った商品が届きます。

ナムコの対応エリア内は、ナムコのルートサービスが商品をパレットにセットしてお届けします。
エリア外は、仕分けしてセットした状態を宅配便にてお届けします。

Payの電子マネー専用にする事で、現金管理のわずらわしさを無くしています。
Pay専用なので売上はナムコが管理しますので、本当に納品するだけになります。

運営費

月額サービス料がかかります。

サステナブル

企業さま
障害者の方の、やりがいや生きがいとなるような仕事を構築するために自販機を導入
障害者の方
やりがいになる仕事として頑張る
社員の皆さま
障害者の方が頑張って納品してくれた自販機を便利に活用する
企業さま
会社が導入した食品自販機を障害者の方が頑張って納品し、それを社員の皆さんが安くて便利と思って頂けるのは、結果的に全員の福利厚生の一環となる
障害者の方
自分が納品した自販機から、社員の皆さんが購入される姿を見るのは、やりがいに繋がる
社員の皆さま
職場の充実度は社員皆さまの満足度に繋がっていく

巡り輪になる事で、障害者の方も含めた持続可能な取り組みになっていきます。

障害者の抱える課題

厳しい企業への就職

2022年3月時点の障害者数や障害福祉サービスの利用者数の推移が厚生労働省障害福祉課から発表されました。
障害者の総数は、964.7万人で、これは人口の約7.6%に相当し、内訳は身体障害者436.0万人、知的障害者109.4万人、精神障害者419.3万人との事です。
この中で企業に就労している障がい者数は約60万人弱といいますので、就職出来ている人の数は相当厳しいようです。更に約60万人のうち身体障がい者は約36万人弱で約60%を占め、精神障がい者や知的障がい者の就労数はかなり少ないといいます。
全体でも企業に就職できている人の数は厳しいですが、更に精神障がい者、知的障がい者の方の企業への就職は厳しい現実となっております。

金銭的な困窮

平成30年度厚生労働省『障害者白書』を参照しますと、障がい者の貧困率は56%で健常者の貧困率は16%とのことで金銭的にも困窮しているのが実情のようです。

与える仕事が無いからと、雇用に躊躇している企業さまは、自販機を仕事の作り方としてご検討ください。

企業さまのご理解ご支援

セルフフードベンダーを障害者『就労』支援に活用するには、企業さまのご理解とご支援が必要です。
障害者雇用のご担当者さまとお打ち合わせをしつつ進めさせて頂きます。
また、特例子会社さまがございましたら、特例子会社さまのご担当者さまとも進めさせて頂きます。

お問い合わせ

まずは、お気軽にお問い合わせください。
担当者よりご連絡をさせて頂きます。